ほっと鍼灸接骨院

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カッピング療法(吸い玉)にはどんな効果がある?血流の変化と筋肉の張りとの関係をやさしく解説

「カッピングって、何に使われるの?」

「吸うだけで、どうして身体が楽になるの?」

「背中に丸い跡がつくけど大丈夫?」

カッピングに興味はあっても、どんな施術なのかよく分からない方は多いと思います。

カッピング療法は、専用のカップを身体につけて、皮膚を吸い上げる施術です。
「吸い玉」と呼ばれることもあります。

 

テレビやSNSで、アスリートの背中に丸い跡がついているのを見たことがある方もいるかもしれません。

ほっと鍼灸接骨院でも、肩や背中、腰などの筋肉の張りが強い方に、カッピングを取り入れています。

 

当院がカッピングで特に注目しているのは、吸うことで起こる血流の変化です。

この記事では、カッピングによって身体にどんな変化が起こるのかを、わかりやすく解説します。

筋肉の張りとの関係や、施術後に丸い跡が残る理由についてもお伝えします。

カッピング療法(吸い玉)とは?

 

カッピング療法は、専用のカップを皮膚につけ、カップの中の空気を抜いて身体を吸い上げる施術です。

一般的なマッサージでは、手で筋肉を上から押したり、揉んだりします。

一方、カッピングでは、皮膚やその下の組織を外側へ吸い上げます。

つまり、「押す」のではなく「引く」刺激を身体に加えるということです。

ここが、マッサージとカッピングの大きな違いです。

肩や背中、腰など、筋肉の張りを感じやすい場所を中心にカップをつけます。

カップをつけたまま、数分間置いておく方法が一般的です。

カッピングをすると身体にはどんな変化が起こる?

カッピングは、身体を吸い上げるだけのシンプルな施術に見えます。

しかし、吸った部分ではいくつかの変化が起こります。

なかでも注目したいのが、血流の変化です。

皮膚やその下の組織が吸い上げられる

カップの中の空気を抜くと、カップの中は外側よりも空気の圧力が低くなります。
その力によって、皮膚やその下の組織がカップの中へ引き上げられます。

上から押されるマッサージとは、身体への力のかかり方が違います。

押される刺激が苦手な方でも、カッピングの吸われる感覚なら受けやすいという場合もあります。

また、普段の生活では、身体が外側へ引っ張られるような刺激を受けることはほとんどありません。

そのためカッピングは、マッサージとは違った方法で身体に刺激を加えることができます。

吸った部分の血流が増える

カッピングによって皮膚やその下の組織が吸い上げられると、施術した部分では血流が増える反応が確認されています。

実際に、カッピングの強さや時間を変えて皮膚の血流を調べた研究でも、施術後に血流が増えることが報告されています。

当院では、この血流の変化をカッピングの大きな特徴のひとつだと考えています。

血流の変化と筋肉の張りとの関係

筋肉が動くには、酸素や栄養が必要です。
これらは血液によって運ばれています。

デスクワークなどで長く同じ姿勢を続けたり、仕事や運動で筋肉を使い続けたりすると、肩や背中、腰などに張りを感じることがあります。

「肩がパンパンに張っている」

「背中が重たい」

「腰の筋肉がずっと硬い感じがする」

こんな感覚を経験したことがある方も多いと思います。

 

カッピングでは、張りが強い部分を吸い上げることで、その部分の血流にも変化が起こります。
さらに、皮膚やその下の組織を引き上げる刺激も加わります。

こうした変化によって、施術後に筋肉の張りや重だるさが楽になったと感じる方もいます。

 

ただし、カッピングですべての痛みや不調が良くなるわけではありません。

痛みをやわらげる可能性を示した研究はありますが、カッピングの働きには、まだ十分に分かっていない部分もあります。

身体の状態や目的に合わせて取り入れることが大切です。

マッサージとカッピングは何が違う?

マッサージとカッピングでは、身体への刺激の加わり方が違います。

マッサージは、筋肉を上から押す刺激です。
カッピングは、身体を外側へ引っ張る刺激です。

どちらが優れているというものではありません。

筋肉の張り方や身体の状態によって、使い分けたり、組み合わせたりします。

当院でも、必要に応じて整体などの施術とカッピングを組み合わせています。

カッピングはどんなときに使われる?

カッピングは、肩や背中、腰などの筋肉の張りや、身体の疲れが気になるときに使われることが多い施術です。

特に、長時間同じ姿勢が続く方や、仕事や運動で筋肉への負担が大きい方に取り入れることがあります。

肩や首の張りが強いとき

デスクワークやスマートフォンを長時間使っていると、肩や首の筋肉に負担がかかります。

同じ姿勢が長く続く方は、肩から背中にかけて重だるさを感じることがあります。

・肩を揉んでも、すぐに戻ってしまう
・肩甲骨のまわりまで張っている
・夕方になると肩が重くなる

このような方に、カッピングを取り入れることがあります。

肩や背中の筋肉を外側へ吸い上げ、マッサージとは違う刺激を加えながら、張りの強い部分をケアしていきます。

背中の張りや重だるさが気になるとき

「肩こりというより、背中全体が重たい」
という方も少なくありません。

長く座って仕事をしたり、前かがみの時間が長かったりすると、背中の筋肉には負担がかかり続けます。

自分では気づいていなくても、肩甲骨のまわりから腰にかけて、広い範囲に張りが出ていることもあります。

背中は、自分では揉んだり伸ばしたりしにくい場所です。

そのため、背中全体の張りが気になる方にもカッピングを取り入れることがあります。

腰まわりの筋肉が張っているとき

腰やお尻のまわりには、普段の生活でもさまざまな負担がかかります。

・長時間のデスクワークや立ち仕事
・車の運転
・重い物を扱う仕事
・スポーツ

こうした生活が続くことで、腰から背中、お尻にかけて筋肉の張りを感じる方もいます。

そのような場合には、腰や背中の筋肉にカッピングを取り入れることがあります。

腰だけでなく、その周辺まで広く張っている方にも使いやすい施術です。

運動後の身体のケアにも

カッピングは、スポーツ選手が使っていることで知られるようになりました。

運動では、筋肉を繰り返し使います。

特に同じ動作を何度も行うスポーツでは、特定の筋肉に負担が集中しやすくなります。

そのため、運動後に感じる筋肉の張りや重だるさなど、身体のコンディショニングとしてカッピングが使われることもあります。

カッピングは強く吸うほど良い?

カッピングについて、
「強く吸った方が効きそう」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、当院では強く吸うこと自体を目的にしていません。

吸う強さによって、身体への刺激も変わります。

研究でも、吸う強さや時間によって血流の変化が異なることが確認されています。

必要以上に強く吸うと、皮膚への負担が大きくなり、内出血などが起こりやすくなります。

そのため、「強ければ強いほど良い」という施術ではありません。

大切なのは、その人の身体や施術する場所に合わせて、刺激の強さを調整することです。

 

ほっと鍼灸接骨院では、施術する場所や身体の状態に合わせて、吸う強さを調整しています。

強い跡を残すことが、カッピングの目的ではありません。

カッピングをすると丸い跡が残るのはなぜ?

カッピングを受けると、施術した場所が赤くなったり、丸い跡が残ったりすることがあります。

初めて受ける方が、いちばん気にする部分かもしれません。

カップで皮膚を吸い上げると、その部分の血管にも力が加わります。
そのため、赤みが出たり、場合によっては薄い紫色の跡が残ったりすることがあります。

跡の出方には個人差があります。

また、次のような条件によっても変わります。

・吸う強さ
・吸っている時間
・施術する場所
・その日の皮膚の状態

当院では濃い跡を残すことを目的にしていません

カッピングというと、背中に濃い紫色の丸い跡がたくさんついた写真を思い浮かべる方もいると思います。

しかし、当院では濃い跡をつけるために施術しているわけではありません。
身体の状態に合わせて、必要以上に強くならないよう吸う力を調整しています。

そのため、施術後に赤みや薄い紫色が出ることはありますが、毎回濃い色になるわけではありません。

大切なのは跡の色ではなく、身体に必要な刺激を、ちょうどよく加えることだと考えています。

カッピングは痛い?

初めて受ける方から、
「痛くないですか?」と聞かれることがあります。

カッピングでは、皮膚がカップの中へ吸い上げられるため、独特の引っ張られる感覚があります。

ただし、強く押されたり、揉まれたりするマッサージとは感覚が違います。

人によっては、

・引っ張られている感じ
・吸いつかれている感じ
・少しつっぱる感じ

などと表現されます。

吸う力が強すぎると、痛みを感じることもあります。

そのため当院では、施術中の感覚も確認しながら強さを調整しています。

痛みを我慢しながら受ける施術ではありません。

カッピングを受けたあとはどう過ごせばいい?

 

カッピングを受けたからといって、特別な生活をする必要はありません。

ただし、施術した部分には刺激が加わっています。
施術した場所を強く揉んだり、強くこすったりすることは避けましょう。

また、施術後すぐに激しい運動をするよりも、その日は身体をゆっくり休ませることをおすすめします。

 

カッピングの跡が気になる方は、予定にも注意してください。

結婚式や温泉旅行、海水浴など、背中や肩を見せる予定がある場合は、直前の施術を避けた方が安心です。

跡は少しずつ薄くなっていきますが、消えるまでの期間には個人差があります。

カッピングはどのくらいの頻度で受ければいい?

カッピングを受ける頻度に、すべての方に共通する決まりはありません。

身体の状態や目的によって変わります。

・筋肉の張りが強い
・運動後の身体をケアしたい
・慢性的に肩や背中が重たい
・整体と組み合わせて身体を整えたい

目的が違えば、カッピングを使うタイミングも変わります。

そのため、

「必ず週に1回」
「毎日やった方がよい」といった決まりはありません。

身体の状態を見ながら、必要なタイミングで取り入れることが大切です。

カッピングを受けるときに注意したいこと

カッピングは、誰にでも同じように行える施術ではありません。

皮膚に傷や炎症がある場所には、行えない場合があります。

また、発熱などで体調が悪いときは、施術を控えた方がよい場合があります。

 

次に当てはまる方は、事前にご相談ください。

・血液を固まりにくくする薬を使っている方
・出血しやすい病気がある方
・妊娠中の方
・治療中の病気がある方

カッピングでは、一時的な皮膚の変色のほか、方法によっては皮膚のトラブルが起こることもあります。

また、自分で行うセルフカッピングでは、必要以上に強く吸ったり、同じ場所に何度も繰り返したりしないよう注意が必要です。

ほっと鍼灸接骨院では、カッピングだけで身体を見ません

当院では、「肩が張っているから肩だけ」「腰が張っているから腰だけ」という考え方で施術をしていません。

肩や背中の筋肉が張っていても、その場所だけに原因があるとは限らないからです。

 

たとえば、猫背のような姿勢が続いていることで、肩や背中に負担がかかっていることがあります。

骨盤のバランスが崩れ、身体の使い方が変わっている場合もあります。

仕事やスポーツによる負担がたまっていたり、睡眠不足や疲れが続いていたりすることもあります。

そのため当院では、筋肉の張りだけでなく、姿勢や身体の動き、左右のバランス、普段の生活の様子なども確認します。

そのうえで、必要に応じてカッピングを取り入れます。

 

カッピングで張りの強い筋肉をケアしながら、整体で姿勢や身体のバランスを整えることもあります。

カッピングだけですべての不調を良くしようとするのではなく、身体を整えるためのひとつの方法として使う。

これが、ほっと鍼灸接骨院のカッピングに対する考え方です。

カッピングについてよくある質問

Q.カッピングの跡は必ず残りますか?

必ず濃い跡が残るわけではありません。

赤みが出る程度の場合もあれば、薄い紫色になる場合もあります。

吸う強さや時間、施術する場所などによって変わります。

当院では、濃い跡をつけることを目的に施術していません。

Q.肩こりや腰痛にもカッピングを行いますか?

肩や背中、腰の筋肉の張りが強い場合に、カッピングを使うことがあります。

必要に応じて、整体や鍼灸などの施術と組み合わせて行います。

Q.カッピングは強い方が効きますか?

強ければ強いほど良いわけではありません。

強すぎる刺激は、身体への負担も大きくなります。

身体や施術する場所に合わせて、ちょうどよい強さで行うことが大切です。

Q.カッピングはスポーツ後にも受けられますか?

運動後に筋肉の張りや疲れを感じている場合に、身体のケアとして使うことがあります。

まとめ|カッピングは「強く吸うこと」が目的ではありません

カッピング療法は、専用のカップを使って、皮膚やその下の組織を吸い上げる施術です。

マッサージのように上から押すのではなく、外側へ引っ張る刺激を加えることが大きな特徴です。

 

吸った部分では、血流が増える反応も確認されています。

そのため、肩や背中、腰などの筋肉の張りや重だるさが気になる方のケアとして使われています。

 

ただし、カッピングは強く吸えば吸うほど良い施術ではありません。

濃い跡を残すことが目的でもありません。

大切なのは、身体の状態に合わせて必要な刺激を加えることです。

 

ほっと鍼灸接骨院では、カッピングだけで身体を見るのではなく、姿勢や身体の動き、筋肉の状態なども確認します。

そのうえで、必要に応じて整体などと組み合わせながら、身体全体を整えていきます。

千葉市若葉区・都賀周辺で、カッピング療法に興味がある方や、肩・背中・腰などの張りがなかなか取れない方は、お気軽にご相談ください。

カッピングの施術内容について詳しく知りたい方は、「カッピング療法」のページもあわせてご覧ください。
▶ カッピング療法ページ

この記事の監修者

鈴木拓郎

鈴木拓郎

生年月日:1987年5月25日 
出身地:千葉県千葉市
学歴:帝京平成大学ヒューマンケア学部卒
   帝京平成大学大学院 柔道整復学専攻 修士課程修了
資格:柔道整復師
   スポーツ整体ボディケアセラピスト
   中学・高校教諭一種免許状(保健・体育)