四十肩・五十肩
四十肩や五十肩の正式名称は
【肩関節周囲炎】
様々な原因により肩の筋肉や関節、靭帯などに
熱をもってしまう事からこう呼ばれています
こんな悩みありませんか?
☑腕を動かすと肩に激痛がはしる
☑夜寝ているとズキズキして眠れない
☑髪を後ろで結んだり、背中をかく動作が痛い
☑服を着るときに痛みがでる
☑痛みはないが肩が固まって動かない
☑腕を上げようとすると肩が引っかかる感じがする
あなたはいくつ当てはまりましたか?
上記のチェック項目以外にも四十肩には様々な症状があります。
まずは自分の肩がどういう状態なのかをしっかりと把握しましょう!
「肩関節周囲炎」は3つのステージに分かれます
【急性期】【拘縮期】【回復期】
回復期
急性期は、最も肩の痛みや炎症が強く出ている時期です。
少し動かそうとするだけで、激痛が走ったり刺すような痛みを感じたりします。
夜寝ているときにも痛みが増してきて睡眠の障害になることもあります。
この時期はとにかく炎症を抑えることが先決ですので、無理に動かさないようにしましょう。
炎症の期間が長引けば長引くほどその後の治りにも大きく悪影響となってしまいます。
急性期
急性期に起きている炎症が治まってくると、動かしたりする際の痛みは減少してきます。
その代わり、肩の関節が凍ったように固まってしまい「髪を後ろで結ぶ動作」「背中をかく動作」「腕をうえに上げる」などの動きができなくなったり、動く範囲が狭くなったりします。
海外ではこのことをフローズンショルダー(凍結肩)と呼ばれています。
肩の痛みがあるうちは無理はせずに、動かせる範囲でゆっくりと少しずつ肩を動かしていきましょう。
まったく動かさないでいると筋力が低下し、肩の癒着も進んでしまうことがあるので注意が必要です。
拘縮期
肩の拘縮が少しずつ和らいできたところで回復期という期間に入ります。
ここまでくると肩の痛みなどはほとんどなくなっています。
ここでしっかりリハビリを行い、肩の柔軟性を取り戻していくことが重要となります。
もしリハビリが不十分で放置されてしまうと、肩の関節が癒着してしまい、日常生活の動作も不自由になってしまうこともあります。
拘縮期に動かしていた以上に肩を動かしたり、筋肉を緩めたりする必要があります。



四十肩や五十肩の原因は、現在もいまだ解明されていません。
肩周辺の筋肉や靭帯など、周辺の組織が加齢などにより硬くなってしまったり、縮んだまま伸びずらくなってしまうなどの変化が起こることで炎症や痛みを引き起こしていると考えられています。
また、日頃の生活習慣や姿勢、ストレスやホルモンバランスなども関係していると言われています。
首や肩まわりの筋肉が硬くならないように姿勢なども気を付ける事が重要です。
四十肩の原因
肩の状態がどの段階にあるかで治療の流れも変化していきます。
また、治療院ごとに四十肩へのアプローチは様々であり、多くの治療法が存在しています。
しかし、どのような治療も途中でやめてしまっては意味がありません。
まずは自分に合っている治療法や、治療院の雰囲気などをみつけて、しっかり最後まで四十肩の治療をやり遂げることが四十肩の根治、再発防止に重要なのです。
当院にご来院された際にどのような治療を行うのか参考までにご確認ください。
急性期
①まずは患部の状態を把握するため、カウンセリングや動きの検査などを行います。
②ベッドでのうつ伏せが可能な場合、骨盤のゆがみをチェックし
無痛骨盤調整により体の余計な筋緊張を取り除きます。
③さらに整体マッサージで緊張した筋肉を緩めていきます。
炎症が確認された場合は、患部のマッサージはせずに周囲の筋肉を緩めていきます。
(炎症部へのマッサージは、血流の増加により痛みや炎症を強めてしまう可能性があります)
④ある程度周囲の筋肉が緩んだら、患部に対して【鍼灸】【ハイボルテージ療法】を行います。
鍼灸やハイボルテージ療法の特殊電気は筋肉を緩めたり、炎症・痛みの抑制に非常に効果的です。
⑤炎症が引いてくるまでは無理に肩を動かさず、痛みが出ないような生活をおすすめします。
どうしても負担が減らせないという方には必要に応じて【テーピング】なども行います。
⑥治療後はご自宅でアイシングなどのケアの指導なども行います。
拘縮期
①急性期と同様にカウンセリングや動きの検査を行い、肩の状態を把握します。
②ベッドでのうつ伏せが可能な場合、骨盤のゆがみをチェックし無痛骨盤調整により
体の余計な筋緊張を取り除きます。
③整体マッサージで肩や肩甲骨まわりを中心に張りの強く固まってしまった筋肉を緩めていきます。
④ある程度筋肉が緩んだところで、【鍼灸】【ハイボルテージ療法】をすると更に効果的です。
(マッサージでは届かない深い筋肉を緩めることができます)
⑤治療後はご自宅でのストレッチやケアの仕方の指導を行います。
回復期
①急性期や拘縮期と同様にカウンセリングや動きの検査を行い、肩の状態を把握します。
②ベッドでのうつ伏せが可能な場合、骨盤のゆがみをチェックし無痛骨盤調整により
体の余計な筋緊張を取り除きます。
③整体マッサージで肩や肩甲骨まわりを中心に張りの強く固まってしまった筋肉を緩めていきます。
④ある程度筋肉が緩んだところで、【鍼灸】【ハイボルテージ療法】をすると更に効果的です。
(マッサージでは届かない深い筋肉を緩めることができます)
肩の動きが特に悪い方や、姿勢が悪い方は【猫背矯正ストレッチ】をおすすめします。
(肩周りの筋肉もしっかり緩み、姿勢改善で治療効果の持続力も上がります)
⑤治療後はご自宅でのストレッチやケアの仕方の指導を行います。
治療の流れ
